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シェイクスピア&英国演劇 情報紹介サイト Shakespeare and British Theatre Information Site


言語に頼らない公演を観る Ballet, Opera & Orchestre

いくら'Shakespeare'は、'Shakespeare'の書いた言語(英語)で見るのが一番、と言っても、
そもそも芝居は言語の芸術。俳優と観客とが、同じ言語を共有していてこそ、真に成り立つ芸術です。
言語そのものが分からなければ、無理やり観ていても、その「芸術」を楽しむことは難しいもの。

ただ、シェイクスピア作品は、「言語の芸術」から解放された形での表現の副産物も生み出しています。
それが、バレエ、オペラ(+オーケストラ音楽)。ロミオとジュリエット、マクベス、オセロ、夏の夜の夢など、
様々な作品が、体の動きや音楽など、言語を越えた形で表現される舞台芸術作品に生まれ変わっています。

イギリスでシェイクスピアを観てみたいけれど言葉が……という場合は、言語劇にこだわらず、
バレエやオペラでシェイクスピアの世界観を体験してみることをお薦めします。

観劇の際は、あまり畏まる必要はありませんが、服装に気を付け、最低限のマナーを守りましょう。

イングランドのオペラ・バレエ_________________________________

王立バレエ団 The Royal Ballethttp://www.roh.org.uk/about/the-royal-ballet
王立オペラ劇団 The Royal Operahttp://www.roh.org.uk/about/the-royal-opera
 英国を代表するバレエ・オペラ劇団。
 本拠地となるロイヤル・オペラ・ハウスは、ロンドン コヴェント・ガーデンにある。
 劇団の起源は17世紀にまで遡る。当時、王から正式の許可を得て、ロンドンで独占営業をしていた二つの劇団の
 内の一つで、当初はシェイクスピアなど芝居劇を上演していた。コヴェント・ガーデンの地に劇場が建てられたのは
 18世紀半ばで、以降、火事による焼失建て直しを経て、現在の劇場は、3番目の劇場が大幅改装されたもの。
 劇場では、18世紀から19世紀にかけてオペラ・バレエを含む様々な作品が上演されるようになっていたが、19世紀末
 にオペラ・バレエの夏・冬定期公演を行う「ロイヤル・オペラ・ハウス」となる。二つの大戦中の混乱期を経て、
 第二次大戦後、常設のバレエ団・オペラ劇団を抱える英国オペラ・バレエの「殿堂」として再開し、現在に至る。

イングリッシュ・ナショナル・オペラ English National Opera: https://www.eno.org/
 王立オペラ劇団と並ぶ、英国の2大オペラ・カンパニー。現在でも、全ての公演が英語で歌われる。
 本拠地となるのは、セント・マーティンズ・レーンにあるロンドン・コリシアム
 ヴィクトリア期のオールド・ヴィック劇場(当時の労働者階級エリアにある劇場)の女性支配人エマ・コンズと
 姪リリアン・ベイリスにより、それまで「富裕層のもの」だったオペラを、庶民に広めるべく同劇場で始められた。
 その後、本拠地をサドラーズ・ウェルズに移し、サドラ―ズ・ウェルズ・オペラとして定着。現・王立オペラ劇団が
 国際的スターによる公演を主とし、英語以外での公演も行っていったのに対し、地元英国および旧帝国圏出身の
 演者を登用して、英語での公演にこだわり続け、英語での公演は、現在まで変わらずに貫いている。
 1960年代に、本拠地をサドラ―ズ・ウェルズから、より座席数の多い現在のコリシアムに移した。

王立バーミンガムバレエ団 Birmingham Royal Ballet:https://www.brb.org.uk/
 英国を代表するバレエ団の一つ。現・王立バレエ団の姉妹バレエ団として発足。長い間、サドラ―ズ・ウェルズを
 拠点とするサドラ―ズ・ウェルズ・ロイヤル・バレエとして活動していた。1990年にバーミンガム・ヒポドローム
 の常設バレエ団として、バーミンガムに本拠地を移し現在に至る。

イングリッシュナショナルバレエ English National Ballet:https://www.ballet.org.uk/
 英国を代表するバレエ団の一つ。1950年創設、欧州筆頭のツアーバレエ団でもある。

グラインドボーン・オペラ Glyndeborne:http://www.glyndebourne.com/
 イースト・サセックスの領主館Glyndeborneにあるオペラ・ハウス。
 1934年より、この古い領主館を舞台に、毎年グラインドボーン・オペラ・フェスティバルが開かれている。
 モーツァルトのオペラ作品に定評があるが、シェイクスピア・オペラ作品も上演される。
 公演は午後から始まり、長いインターバルを設けてある。観客は、その間に、館の敷地でピクニックを楽しむなど、
 フェスティバルに参加することそのものが、優雅な夏の風物詩として定着。
 フェスティバルの後は、ツアー公演も行われる。

スコットランド・ウェールズのバレエ団:_____________________________

*イングランドのバレエ団と比べると、やはりシェイクスピア作品の上演率は低め。
スコティッシュ・バレエ Scottish Ballet: http://www.scottishballet.co.uk
バレエ・カムリ(ウェールズ・バレエ団)Ballet Cymru:http://welshballet.co.uk/

オーケストラ&ロンドンのコンサート・ホール__________________________

シェイクスピア劇に触発され作曲されたクラシック音楽は、少なくありません。
(→参考:Classic FM シェイクスピア作品を題材にしたクラシック音楽

数は多くないものの「夏の世の夢」や「ロミオとジュリエット」などのオーケストラ公演が開かれていることがありますので、旅行の日程に合わせて、訪問地のコンサート・ホールの演目をチェックしてみるのも良いでしょう。

下記は、ロンドンの有名コンサートホール:

バービカン・センター Barbican Centra
カドガン・ホール Cadogan Hall
ロイヤル・アルバート・ホール Royal Albert Hall
サウスバンク・センター Southbank Centre


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